ODP.NETのバージョン問題
はじめに
ADO.NETのOracle製接続プロバイダであるODP.NETには、バージョン問題が存在する。ここで言うバージョン問題とは、アプリケーションの開発者が意図しないバージョンのODP.NETが、アプリケーションの実行時に使用されてしまうことを指す。
本エントリでは、その問題の原因と解決策(案)を述べる。
なお、ODP.NETのバージョニング体系については、『Oracle Data Provider for .NET開発者ガイド』の該当ページ(リンクは11g)を参照されたい。