atsukanrockのブログ

Microsoft系技術を中心にぼちぼち更新します

Oracle

SYSとSYSTEMのデフォルトのパスワード

Oracleデータベースを作成する際に、SYSやSYSTEMのパスワードを明示的に指定しないと、 SYS:CHANGE_ON_INSTALL SYSTEM:MANAGER という、デフォルトのパスワードが設定されるらしい。11gでもこの仕様は変わっていないようだ。ちなみに、パスワードが大文字…

ビューに対するSQLで、ヒントを指定する

はじめに ビューに対するSQLで、ヒントを指定したいことがある。そのような場合、グローバル・ヒントという構文を使うことができる。その内容を説明する。なお、以下の説明で使用するSQLは、全て『Oracle Database パフォーマンス・チューニング・ガイド 10g…

複数バージョンのOracleクライアントの共存

一台のマシンに複数のバージョンのOracleクライアントを共存させる方法が、このページにある。Universal Installerの「インストールされた製品」で[環境]ボタンを押して、有効にするバージョンをリストの一番上に持ってくるそうだ。ただ、この問題は、これ…

Oracle Tips

今までに紙にメモしていたOracle Tipsを転記する。

ODP.NETのバージョン問題

はじめに ADO.NETのOracle製接続プロバイダであるODP.NETには、バージョン問題が存在する。ここで言うバージョン問題とは、アプリケーションの開発者が意図しないバージョンのODP.NETが、アプリケーションの実行時に使用されてしまうことを指す。本エントリ…

Oracleインスタンスを自動起動する

Linuxで、OSの起動時にOracleインスタンスを自動的に起動する方法。 /etc/oratabというファイルで、自動起動を設定できる。 ファイルを開くと、 orcl:/u01/app/oracle:Yのような記述がある。この最後の「Y」の部分が自動起動するかどうかの設定で Y:する N…

MEMORY_TARGET

Oracle 11gからの機能に、「自動メモリ管理」というのがあるそうだ。MEMORY_TARGET初期化パラメータ(およびMEMORY_MAX_TARGET)で設定できるそうで、SGAとPGAのメモリ使用量の合計さえ指定すれば、後はOracleが自動的に(適切に)内訳を決めてくれるという…

Oracleの正規表現サポート

はじめに Oracle 10gから、正規表現がサポートされている。本エントリでは、その基礎的な内容を記述する。 インストール Oracle 10gをインストールすれば、特に追加オプションのインストールなどは行わなくても、正規表現がサポートされている。 使い方 正規…

SQL*Plusの@コマンドと@@コマンドの違い

@と@@の両方がURLを指定することができるのだが、URLを指定した場合で、かつネストしたスクリプトを実行する場合に、両者の違いがあるそうだ(『SQL*Plusコマンド・リファレンス』)。結論、@で良さそうだ。

SQL*Plus上でタイムスタンプを取得する

はじめに Oracleサーバの管理をする際に、クライアントがSQL*Plusしかないことがよくある。SQL*Plusでは、実行タイムスタンプを取得するコマンドがなく、作業ログをファイル出力する際などに困る。本エントリでは、SQL*Plus上で実行タイムスタンプを取得する…

Oracleの統計情報を手動で収集する

はじめに Oracle 10g以降では、「自動統計収集」という機能がデフォルトで有効になっている。これは、Oracleが主に夜間、統計情報を自動的に収集するという機能だが、本エントリでは、自動統計収集と同じ処理を、手動で実行する方法について記述する。 手順 …

Oracleインスタンスの起動、停止

以下、コマンドラインはLinuxの場合を示す。 起動 1.SIDを指定 $ export ORACLE_SID=<SID> 2./nologモードでSQL*Plusを起動 $ sqlplus /nolog 3.startupコマンド SQL> startup [nomount | mount | open] nomount‥メモリ確保、バックグラウンドプロセス起動のみ mo</sid>…