読書メモ『プロとしてのOracleアーキテクチャ入門 Oracle現場主義』
プロとしてのOracleアーキテクチャ入門 Oracle現場主義
- 作者: 渡部亮太,森坂康人
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/08/22
- メディア: 単行本
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の読書メモを記す。随時追記する。
アラートログ
アラートログは、データベース運用中に発生した重要なエラーや、起動・終了などの管理操作に関する重要な情報が出力される、テキスト形式のログファイルです。Oracleにトラブルが発生した場合は、まずアラートログを確認します。
とのこと。Oracleを起動・終了する度、このファイルにログが出力されている。
出力先は以下のとおり。
Oracleバージョン | 出力先 |
---|---|
9i、10g | 初期化パラメータBACKGROUND_DUMP_DESTに指定したディレクトリ |
11g | ADR_HOME配下のtraceディレクトリ。「ADR_HOME」はV$DIAG_INFOビューで確認できる |
リカバリ
リカバリ処理には以下の3種類ある。本書ではその具体的な手順は述べられていないが、とりあえずことばだけでも覚えておこう。
名称 | 説明 |
---|---|
トランザクションリカバリ | ロールバックのこと |
クラッシュリカバリ | インスタンス障害(サーバプロセス強制終了など)後の起動時に、SMONにより自動的に実行される。 ロールバック*1とロールフォワード*2が行われる |
メディアリカバリ | データファイル破損時などに手動で行う。 以下のとおりである必要がある。
|
Net Services
Oracle Net Servicesは、Oracleをネットワーク環境で使用するために必要な製品群をまとめた総称で、Oracle NetやOracle Net Listener(リスナー)、Net Configuration Assistant、Net Managerなどで構成されます。
リモート接続
Oracle Net Servicesの構成
以下の設定ファイルで構成する。
ファイル名 | 配置先 | 説明 |
---|---|---|
listener.ora | サーバ | リスナー設定 |
tnsnames.ora | クライアント、サーバ*4 | ネットサービス名と接続記述子の対応付け |
sqlnet.ora | サーバ、クライアント | Oracle Netの各種設定(EZCONNECTを有効にする設定もこのファイル) |
ちなみに、これらのファイルは